格安SIMの速度はソフトバンク回線の参入で安定化!MVNOを選ぶための5つの条件

前回、格安SIM(MVNO)でネットを快適に使うための条件として、最低でも4Mbpsの通信速度が必要という記事を書きました。

いくら、キャリアに比べて格安SIM(MVNO)のほうが安いといっても、この通信速度が遅ければ使い物にもなりません。
しかし、現在は多くの格安SIM(MVNO)でソフトバンク回線を扱う業者が増えており競争が激化しています。

それにより、通信速度の安定化も進み、安くて遅いという格安SIMのイメージは過去の話になっています。

今回は、格安SIM(MVNO)を選ぶ基準の一つ、速度に関しての条件を紹介します。

ソフトバンク回線の参入により格安SIM(MVNO)の速度安定化!快適な速度を出す格安SIMを選ぶための5つの条件

格安SIM(MVNO)の魅力と言えば、やはりキャリアと比べた際の月額の通信料の安さではないでしょうか。
さらに、最も重要となってくるのは通信速度です。

この通信速度ですが、動画視聴時にコマ落ちしないとされる最低速度「4Mbps」以上出ていることが大切です。
それを最低条件に格安SIMを選ぶことが大切です。

また、格安SIMは特定の時間帯だけが早くても、使いたい時間帯に遅いとなると使い物にならないですよね。
そこで重視したいのはどの時間帯でも安定した速度が出るかどうかです。

一日を通してその速度が維持できる格安SIM(MVNO)こそが優秀と判断することができます。

どの格安SIMがどの時間帯でどれくらいの速度が出るのかということを知りたい方は以下の記事からオススメの格安SIM速度測定サイトを紹介しているので参考にしてみてください。

格安SIM(MVNO)の速度は1Mbpsで1MBのサイトを表示するのには8秒もかかる!

さらに、そもそもの話ですが、上記の4Mbpsで動画をコマ落ちせずにみれるレベルですが、1Mbpsの速度では1MBのサイトを全て表示するのに8秒間かかります。

8秒ってほとんどの方であれば、途中でそのサイトから離脱するレベルですよね。すぐにはサイトを見ることなんて皆無でしょう。テキストのみのサイトとかであればまだ早いとは思いますが。。。

格安SIMを利用する上で最もストレスを感じやすいのが通信速度です。
自分の欲求に合う良いSIMを選ぶ上で欠かせないポイントがあるはずです。

以下で、安定した通信速度を出す格安SIMの最低条件を紹介します。

①最低速度

上記でも紹介したようにやはり、最低限必要なのは動画が止まる事なく鑑賞できる速度です。
YouTubeがスムーズに再生できる4Mbpsを最低速度とし、その速度以上のスピードが1日中安定しているのであればかなりオススメですよね。

時間帯によっては、1Mbpsも出ない格安SIMはまず、選択肢の中には無いと判断しましょう。

②動画快適度

動画再生時の通信速度が4Mbpsを上回っていることが大切です。
とにかく、コマ落ちしないことが重要です。それでないとまともに動画を見ることもできません。

また、通信が混雑する昼、ゴールデンタイム、深夜帯など最低でも4Mbps近くでる格安SIMであれば、乗り換えをしても問題ないでしょう。

③3日間制限

格安SIMを購入して、注意していただきたいところは、「3日間制限」です。
これは3日あたりの通信使用量制限がかかり、これを上回ると、通信が一定時間遅くなってしまいます。

確認すべき点は各格安SIMの3日感あたりの通信使用量制限のうむと3GBプランでの通信制限データ量です。
ほとんどの場合、格安SIM(MVNO)のサイトで制限値などが公開されているので購入を検討しているところは必ずチェックしておきましょう。

④通信遅延

これは通信応答速度となります。
私たちネットワークエンジニアでは当たり前のものですが、「Ping」というコマンドを使用し、実測データから通信の安定性が確認できます。

もちろん、Windows(コマンドプロンプト)、MacでもこのPingは使えるので確認してみてはいかがでしょうか。
また、スマホのアプリなどでもPingアプリもあるので通信遅延を確認することは可能です。

⑤バースト機能

格安SIM(MVNO)にとってバースト機能はかなり重要です。
中にはこのバースト機能を使っていないMVNOも存在します。

このバースト機能は契約パケット量を使い切ると、通信速度が低速になります。
この時にページの初めの読み込みが一瞬だけ速くなります。これがバースト機能です。

このバースト機能は、低速時に最低限のサイトを閲覧するくらいであれば有効なので、あれば便利ですよ。

まとめ

格安SIM(MVNO)にソフトバンク回線が参入するようになり、格安SIMの競争は激化しています。

LINEモバイルを初めSプランを新たに開始したMVNOは主要どころだけでも5社以上あります。
mineoやUQモバイルのように大手キャリア3社の全ての回線に対応したMVNOも登場しているほど。

さらに、ソフトバンク回線が普及していくことで、これまでSIMロック解除ができないiPhone6以前のソフトバンク端末も使用可能になっています。

ここまで、多くの格安SIMでどれを選べばいいかという基準としてはやはり速度です。
今回の記事を参考にしてこれから、格安SIM(MVNO)へ乗り換えをする基準としてください。

ちなみに、通信速度が安定して早い格安SIM(MVNO)の記事も書いているので参考にしてくださいね。

それでは!




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げんき☆ひろき
インターネット関連のSEをやっています。 ネットワーク、サーバー、ストレージ、仮想基盤まで幅広く手を出しており、MVNOの構築経験もあります。 現在は、Pythonを使ったプログラミングの開発をしネットワークの自動化ツールを作成しています! Pythonの入門書も作成しているので、ぜひ参考にしてください!